秩父の高橋建築、代表の高橋です。今回は、業界の仲間の素晴らしい取り組みに刺激を受けたお話と、当社の新たな挑戦について書かせていただきます。
今の家づくり、特に「価格高騰」という壁に悩んでいる方に、ぜひ読んでいただきたい内容です。
【平屋×パッシブハウス】性能を諦めない。「手の届く最高峰」への挑戦。
最近、建築業界紙の『新建ハウジング』に、私の友人が手がけた素晴らしいプロジェクトが掲載されました。 九州で大活躍されている**「タナカホーム」の田仲さん**です。
記事のテーマは、**「平屋のパッシブハウスを、徹底したコストダウンで実現する」**というもの。 以前から開発中とは聞いていたのですが、当社でも同じような企画を進めていたため、その仕上がりが非常に気になっていました。
先日、ちょうどお邪魔する機会があったので、そのモデルハウスを実際に拝見してきました。
驚くべきスペックと、徹底したこだわり
その平屋は、パッシブハウスクラスの温熱性能を誇る、まさに「モンスター級」の平屋でした。
- 断熱性能: UA値 0.22W/㎡K(田仲さん得意のEPS断熱)
- 設備: 2.2kWのエアコン1台のみ。高性能な第一種熱交換換気。窓はAPW430。
- 内装: 無垢ドア(ピノアース)に塗り壁(プラネットウォール)という自然素材仕様。
見た目はシンプルながら、計算し尽くされたバランスで、本当にきれいに収まっていました。これだけの高性能なら、住み心地は間違いなく抜群です。
特筆すべきは、その価格です。 プランを「1種類」に限定し、徹底的に効率化することで、22.74坪で**2,370万円(税込)**という、一般的なローコスト住宅並みの価格を実現されています。
昨今の資材高騰のなか、「家は建てたいけれど、性能や広さを諦めざるを得ない」という方が増えています。しかし、せっかくの家づくりで、一生の快適さを左右する「性能」を諦めるのは、あまりにも勿体ないことです。
高橋建築が出した「答え」
実は、私たち高橋建築も、田中さんと同時期に同じようなコンセプトの住宅を開発してきました。共に学ぶ仲間として、考え方は非常に似ています。
ただ、秩父という土地柄や、当社の家づくりに対する考えから、少しだけ違うスパイスを加えています。
- タナカホームさん: プランを1つに固定することでコストを極限まで下げる。
- 高橋建築: 一定の設計ルール内であれば、「間取りは自由設計」。
さらに、当社では太陽光発電を標準搭載(無垢ドアはオプション)とするなど、秩父の気候に合わせた仕様に整えています。
今回の視察を経て、改めて当社の試算を行ってみました。タナカホームさんと同じ22.77坪で計算してみたところ……。
なんと、当社の見積もりは????万円(税込)。
「えっ、タナカホームさんより安い……?」と、私自身が一番驚いてしまいました。何か計算を間違えているのではないかと、今、慌てて精査し直しているところです(笑)。

性能も、価格も、どっちも譲りたくないあなたへ
「パッシブハウスレベルの住宅が、この価格で手に入る」
これは、正直に言って今までの常識では考えられなかったことです。しかし、シンプルな設計と徹底したルール化によって、「最高峰の性能」を「手の届く価格」で提供する道筋が見えてきました。
家づくりの価格高騰にため息をついている方にこそ、知っていただきたい。 性能を諦める必要はありません。
秩父の冬を、エアコン1台で、お財布にも優しく、心から暖かく過ごしてほしい。 高橋建築の「新しい平屋」、どうぞご期待ください。


















