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【衝撃のシミュレーション】同じ間取りでここまで変わる?パッシブハウスと一般的な最新住宅の性能・光熱費を徹底比較!

こんにちは!高橋建築株式会社 代表の高橋 慎吾です。

住宅の性能計算をするとき、私たちは「PHPP(パッシブハウス・プランニング・パッケージ)」という専門の計算ソフトを使います。

今回、当社で設計した新築パッシブハウスの間取りや窓の位置などをそのままベースにして、「一般的な住宅(K社)の最新仕様で建てた場合」のデータと入力比較シミュレーションを行ってみました!

同じ間取り、同じ窓の配置でも、「建物の性能(断熱・気密・パッシブ設計)」の違いでどれほど快適性や光熱費が変わるのか、驚きの結果が出ましたので分かりやすく解説していきます。

今回比較したモデルハウスの概要

比較のベースにしたのは、今月完成見学会を開催させていただいた小鹿野町のI様邸です。

建物スペックと環境

  • 間取り・ロケーション:南からわずか13度しか振っていない、ほぼ真南を向いた日当たりの良い好立地。綿密なパッシブデザインを施しています。
  • 有効床面積:86.7㎡
    • ※パッシブハウスの床面積計算は実に厳しく、階段や壁の厚みを除いた「実際に住める有効スペース」のみで計算します。
  • 比較対象:K住宅(最新仕様)。※シミュレーション上、少し甘め(有利)に入力して比較しています。

衝撃のシミュレーション結果!

計算結果をグラフにまとめました。

項目ごとに詳しく見ていきましょう。

1. 年間の暖房エネルギー比較(家中を20℃に維持)

まずは、冬場にお家の中全体を「20℃」で快適に保つために必要なエネルギーの比較です。

  • K住宅(最新仕様):143.5 kWh/㎡
  • パッシブハウス:13.5 kWh/㎡

なんと、その差は10.6倍!

一般的な商品比較だと「1.1倍良い」「1.5倍違う」といったレベルが多いですよね。2倍違えば大ニュースです。それが10.6倍という結果になり、計算した私自身も驚いて何度も入力を確認してしまいました。

(ちなみに、私が住んでいる26年前の自社施工の自宅が、今のK住宅より少し良いくらいの性能なのですが、実際の我が家の光熱費と比べても非常にリアルで納得のいく数値でした。)

💡 年間の暖房電気代に換算すると…?

エアコン暖房(COP 4.0 / 電力一次エネ換算 2.7 / 電気代 35円/kWh)として計算してみます。

  • K住宅:約 293,929円 / 年
  • パッシブハウス:約 27,713円 / 年
  • 年間の差:約26万6,000円
  • 10年間の差:266万円
  • 50年間の差:1,330万円

「そんなに暖房使わないよ!」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、この計算は「廊下もトイレも家中どこでも20℃で快適に過ごす」という前提です。パッシブハウスなら、日射取得などをうまく使えば実質暖房がいらない(0円)日も多くあります。

2. 年間の冷房エネルギー比較(室内25℃・湿度60%を維持)

続いて夏場、室内を「25℃・湿度60%程度」に保つエネルギーの比較です。

  • K住宅(最新仕様):30.2 kWh/㎡
  • パッシブハウス:16.3 kWh/㎡
  • その差:1.9倍(約2倍)

冷房は暖房に比べて元々性能差が出にくい領域です。「エアコンを付けっぱなしにするから夏の方が電気代がかかる」と思われがちですが、実は建物全体のエネルギー消費としては暖房ほど大きくありません。それでもパッシブハウスは約2倍の省エネ性能を発揮しました。

💡 年間の冷房電気代に換算すると…?

  • K住宅:約 61,879円 / 年
  • パッシブハウス:約 33,408円 / 年
  • 年間の差:約2万8,000円
  • 10年間の差:28万円
  • 50年間の差:140万円

3. エアコンの買い替えコスト(ピーク負荷と設備台数)

見落とされがちなのが「一番寒い日に必要なエアコンのパワー(ピーク負荷)」です。

極寒の時期はエアコンの効率(COP)が2.8程度まで下がります。この厳しい条件で計算すると、必要なエアコンの台数は以下のようになります。

  • パッシブハウス:6畳用エアコン1台で十分!
    • ※当社では故障時のバックアップを考慮し、実際には2台設置をおすすめしています。
  • K住宅:3台必要(3LDKの一般的な間取りなら実際は4台設置になるケースが多いです)。

10年ごとの買い替え、50年間(5回買い替え)で計算してみましょう(高性能エアコン1台20万円として計算)。

  • K住宅:20万円 × 4台 × 5回 = 400万円
  • パッシブハウス:20万円 × 2台 × 5回 = 200万円

エアコンの設備・更新費用だけで200万円の差が生まれます。

50年間のトータルコスト比較まとめ

光熱費とエアコン買い替え費用を含めた50年間のコスト比較です。

項目K住宅(最新仕様)パッシブハウス
50年間の暖房費約 1,469 万円約 138 万円
50年間の冷房費約 310 万円約 168 万円
エアコン更新費用400 万円200 万円
合計2,179 万円506 万円

50年間の差額:1,673万円

建築時の初期費用(イニシャルコスト)が少し安かったとしても、住んでからの維持費(ランニングコスト)でこれだけの大きな差がついてしまいます。

お金には換算できない「プライスレス」な価値

今回のシミュレーションでは数字(金額)でお伝えしましたが、パッシブハウスの本当の価値は「住み心地」にあります。

  • 家の中で厚着をする必要がない
  • 足元が冷えないので、スリッパを履く必要がない
  • 冬場の分厚い羽毛布団や毛布をしまう収納スペースがいらない
  • 家中の温度差がなく、ヒートショックのリスクがない

実際にパッシブハウスにお住まいのお客様からは、皆様口を揃えてこう言っていただけます。

「なんでみんな、パッシブハウスに住まないの?」

家づくりをご検討中の方は、見た目のデザインや初期費用だけでなく、ぜひ「住んでからの快適性とトータルコスト」にも目を向けてみてくださいね。
そして一生の住心地を犠牲にしないでくださいね。

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高橋建築株式会社

代表取締役 高橋 慎吾

(一級建築士 / PHI公認パッシブハウスデザイナー / PHIUS公認パッシブハウスコンサルタント)

最高レベルの健康住宅でも危険!?普段の生活に潜む「空気の落とし穴」とは

こんにちは!高橋建築株式会社の代表、高橋 慎吾です。

日々、一級建築士やパッシブハウスコンサルタントとして、「夏は涼しく、冬は暖かい、そして健康的に過ごせる家づくり」に情熱を注いでいます。

突然ですが、みなさんに質問です! 「安全な自然素材や、体に優しい建材だけを使って建てた家なら、室内空気は完璧にきれい!」 …そう思っていませんか?

実は、どれだけ高スペックな健康住宅を建てたとしても、暮らし方によっては体調を崩すリスクが潜んでいるのです。

今回は、最新の研究データも交えながら、私たちの「」についての意外な事実をお話しします!

建材だけじゃない!化学物質(VOC)の発生源

「新築独特のにおい」や「シックハウス症候群」の原因となる揮発性有機化合物(VOC)。 もちろん、合板や接着剤といった建材由来の化学物質を極力減らすことは、家づくりの大前提です。

しかし、日本建築学会の最新研究(2026年)などでも明らかになっているのですが、実は家を建てた後の「毎日の生活行為」からもたくさんの化学物質が作られているのです。

たとえば、こんな日常のシーンに心当たりはありませんか?

  • お風呂上がり・洗面所:シャンプー、コンディショナー、ボディローション、化粧品
  • お洗濯:衣類用洗剤、柔軟剤の香り成分
  • お掃除:各種洗剤やスプレー
  • 日々の調理:料理中の油煙やガス
  • クローゼット:衣類に付着した防虫剤や消臭剤

これらに含まれる成分(環状シロキサンやデカン、ジクロロベンゼンなど)は、私たちが生活する中で空気中に広がり、知らず知らずのうちに室内空気の質(室内空気質)を変化させています。

高性能な家だからこそ「空気の流れ」と「暮らしの意識」が大切

「じゃあ、どうすればいいの?」と思いますよね。

化学物質の影響を減らすために、大切なポイントは2つあります。

1. 正しい「換気計画」と「空気の通り道」の確保

最近の住宅は気密性が高いため、計画的な換気がとても重要です。 例えば、夜寝るときに「寝室のドアをピタッと閉め切ってしまう」と、人の呼吸や体に塗った保湿ケア用品、入浴後の湿気などが寝室内に溜まり、夜間に空気中のVOC濃度が高くなってしまうことがあります。

24時間換気システムを正しく稼働させることはもちろん、ドアの開き具合や空気の通り道を意識することがポイントです。

2. 「空気の変動」に対するちょっとした気づき

「お鍋をしたから少し窓を開けて換気しよう」 「柔軟剤や香水を使ったときは意識して空気を入れ替えよう」

このように、自分の生活行為によって「いま空気質が変化したかも」と少し意識するだけでも、頭痛や目のかゆみといった「建物関連症状(シックハウスのような不調)」を防ぐ大きな効果があります。

まとめ:本当に健康的で快適な暮らしを目指して

家づくりにおいて、体に優しい建材を選び、断熱・気密・換気性能を高めることは非常に大切です。 しかし、それはあくまで「健やかな暮らしのためのスタートライン」。

その素晴らしい器(お家)の中で、私たちがどう過ごし、どう空気と付き合っていくかまでを考えることで、初めて本当の意味での「健康で快適な住まい」が完成します。

高橋建築では、単に家を建てるだけでなく、住んでからの「空気の質」や「快適な暮らし方」まで見据えたご提案をしています。

「家族が安心して健やかに暮らせる家にしたい」 「パッシブハウスのような高気密・高断熱住宅の空気環境についてもっと知りたい」

という方は、ぜひお気軽にご相談くださいね!

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【代表ブログ】これからの「快適な家」はどう決まる?HEAT20の基準づくりと「住み方」のお話

皆様、こんにちは。高橋建築株式会社の代表、高橋慎吾です。

普段は一級建築士として、またPHI公認パッシブハウスデザイナー、PHIUS公認パッシブハウスコンサルタントという立場で、日々の家づくりに取り組んでいます。

実は現在、私は「HEAT20」という団体の、住宅の性能水準の仕組みづくりを行うワーキンググループ(WG)に参加しています。HEAT20が提案してきた「G2」や「G3」といった断熱基準は、国の省エネ基準のもとになるなど、これからの日本の家づくりにおいて非常に大きな影響力を持っています。

そんな重要な「性能水準づくり」ですが、実は基準を決めるというのはものすごく難しい作業なのです。先日、会議のあと私が「性能水準WG メモ 髙橋 2026_09_25」という資料に考えていることをまとめました。今回はその内容をもとに、なぜ家の性能を決めるのが難しいのか、少し裏話をお話ししたいと思います。

計算通りにいかないのが「人間の暮らし」

住宅の性能を考えるとき、「外の暑さや寒さをどれだけ防げるか」という建物の外側(外皮)と外部との熱の収支は、簡単ではありませんが理論的に細かく計算で出すことができます。

しかし、どれだけ微細なところまで完璧に計算しても、それを一瞬で「リセット」してしまうものがあります。 それはズバリ、「住み方」です。

窓開け、エアコン、そして「何をしているか」

例えば「窓を開ける」という行為は非常に曖昧で、計算式に当てはめるのが困難です。また、家の中での熱の収支は、住む人の生活パターンによって全く違います。

  • 家族の様子: 家族が何人いるか、ペットはいるかといった家族構成によって発生する熱は変わります。
  • 何をしているか: 部屋の中でテレビを見ているのか、本を読んでいるのか、家事をしているのか、あるいは友人が遊びに来ているのかによっても室内の環境は変化します。
  • エアコンのタイミング: 人間は決まった温度で機械的にスイッチをON/OFFするわけではありません。「まだ我慢できる」という感覚の違いや、出かける前だからつけないなど、時間帯や季節によっても使い方が大きく変わります。

このように、人の生活パターンや個人差によって、家の中の状況は全く違ってきます。どんなに精密なシミュレーションをしても、実際の「住み方」によって計算が無意味になってしまうほどの違いが生じるのです。

100年先を見据えた「基本」と「プラスアルファ」

では、これからの家づくりはどうあるべきでしょうか。私は、シミュレーションが目指すべきレベルとして大きく2つの段階があると考えています。

まずは「基本」のレベルです。外部からの熱の影響を最小限にし、部屋間の熱移動をできるだけ多くして家全体の温度差をなくすことです。 そして大切なのが、その先にある「プラスアルファ」のレベルです。ただ数値上の性能を追い求めるだけでなく、「快適と感じられる場所の創出」や、「住み方での快適さ・省エネの提案」を含んだレベルを目指す必要があります。

将来の温暖化などの気候予測や、アメダスだけでは測れないその土地特有の局所的な気候(ロケーション)まで考慮し、100年先を見据えた基準づくりが求められています。

最後に

私たち専門家がどれほど高性能な家を設計しても、最終的に家を完成させるのは「お客様自身の暮らし方」です。だからこそ、数字だけにとらわれず、お客様のリアルな生活に寄り添った「住み方の提案」ができる設計者でありたいと、日々の議論を通じて改めて感じています。

少し専門的なお話になりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました!家づくりについて気になることがあれば、いつでもお気軽にご相談くださいね。

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高橋建築株式会社

代表取締役 高橋 慎吾

(一級建築士 / PHI公認パッシブハウスデザイナー / PHIUS公認パッシブハウスコンサルタント)

【建築の未来を担う学生さんへ】ものつくり大学の皆さんが当社の住宅&工事現場の見学に来られました!

みなさん、こんにちは!高橋建築の代表・高橋です。

先日、毎年恒例となっている素敵なイベントがありました! ものつくり大学の松岡先生とゼミ生の皆さんが、当社の住宅や建築現場の勉強に訪れてくださったのです。

未来の建築界を担う若い学生さんたちに、実際の現場や最新の住まいを見ていただけるのは、私にとっても本当に励みになる嬉しい時間です。

今回は、当日の見学会の様子や、私たちが大切にしている「住まいの性能」についてお話ししたことをご紹介します!

実際に「住んでいる家」で体感する、本当に性能が良い住宅とは?

まず最初に向かったのは、すでに施主様が暮らしている当社の完成・高性能住宅です。

教科書や図面の上だけではなく、「実際の住まい」で性能の違いを感じてもらうのが一番の学びになります。当日は、一般的な高気密・高断熱住宅との比較を交えながら、松岡先生から学生さんへ詳しい解説がありました。

  • 本当に良い住宅を作るために、本当に重要なこととは何か?
  • 経験や「勘」だけに頼って家を建てることの危険性
  • 事前に温熱環境やエネルギーを数値化する「シミュレーション」の重要性

先生からは、当社の最先端技術について「大手ハウスメーカー以上のクオリティと性能を備えている」というありがたいお墨付きもいただきました!

私も学生さんたちに向けて、1時間ほど熱を入れてお話しさせていただきました。真剣な眼差しで耳を傾けてくれる姿がとても印象的でした。

カタログでは分からない!「最先端の工事現場」を見学

完成住宅の見学を終えたあとは、施工中の実際の工事現場へ移動しました!

今回はもちろんどんな風に作られているかを直接見てもらうため、ちょうど断熱工事が完了し、24時間換気システムが設置された状態の建物を見ていただきました。

普段なかなか見ることができない「壁の裏側」や「完成したら隠れてしまう構造の部分」を見学できるのは、現場だからこその醍醐味です。

  • どのように隙間なく断熱材が詰められているのか
  • 綺麗な空気を循環させる換気システムがどう配管されているのか

最先端の現場技術を間近で体感したこの経験は、皆さんが卒業してさまざまな企業へ就職したあとも、きっと大きな糧になるはずです!

見学のあとは美味しく慰労!「和銅ぶどう園」さんでバーベキュー

しっかりとお勉強したあとは、頑張った先生と学生さんたちをねぎらうための慰労会へ!

まずは、地元の和銅ぶどう園さんで名物のシャインマスカットスムージーをいただきました。なんと賞味期限60秒というフレッシュなつくりたてで、口いっぱいに広がる濃厚な甘さが大好評でした!

その後は、和銅バーベキューセンターさんへ移動して肉いっぱいの焼肉慰労会を開催!

美味しいお肉を堪能しながら、建築についての熱いトークから世雑談まで、ワイワイと楽しい時間を過ごすことができました。

最後に

松岡先生、そして学生の皆さん、一日本当にお疲れ様でした!

家づくりは「見た目のデザイン」だけでなく、住む人の健康や快適さを支える「科学的な根拠に基づいた基本性能」が何より大切です。今回の体験を通して、建築の楽しさや奥深さを少しでも実感していただけていたら嬉しいです。

高橋建築はこれからも、妥協のない最先端の性能追求と、次世代を担うものづくり人材の応援を続けてまいります!

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伝統技法×最新技術!床下全体が広大な収納スペースになる「朝鮮張り」の魅力

こんにちは!高橋建築株式会社の代表、高橋です。

皆さんは、このフローリングの貼り方をご覧になったことはありますか?

縦方向の「大引き」という骨組みに対して直角方向に床板を張っていく、「朝鮮張り(ちょうせんばり)」という日本の伝統的な貼り方です。とても風情があって美しい仕上げですが、近年ではあまり見かけなくなりました。

今回、お施主様にご提案したところ「ぜひやってみたい!」と興味を持ってくださり、採用する運びとなりました。

ただのデザインじゃない!「外せる床」で大容量の床下収納に

実はこの朝鮮張り、単に見た目がおしゃれなだけではありません。

以前、建築業界で著名な南雄三先生が飯能市で手がけた住宅で、厚い杉板を使った朝鮮張りを目にしたことがありました。その床板はなんと「外せる構造」になっており、下は広大な床下収納になっていたのです。

「これは素晴らしいアイデアだ!」と感銘を受けた私は、今回の30坪ほどの平屋のお住まいでも、通常の2.5倍もの厚みがあるしっかりとした床板を使い、取り外せる構造として設計しました。

床板を外すと……

スーツケースや季節物の衣類、捨てられない大切な思い出の品まで、収納力を気にせず丸ごとしまっておける「家全体におよぶ大容量の床下収納」が完成しました!

コスパ抜群 大きな収納追加!

基礎を高くしただけですから、コストの増加はわずか。

20坪以上の床下収納が増えたということは大きいですね。
坪単価にしたら一体いくらなのでしょう?

とてもお得ですね。
きちんと計算していませんが床下収納が坪1万円以下でできているかもしれません。

カビや湿気は大丈夫?「基礎断熱」だから年中快適

「床下にものを置くと、湿気やカビが心配……」と思われるかもしれません。

しかし、ご安心ください。このお住まいは「基礎断熱」を採用しています。 床下も室内と同じ温湿度環境に保たれるため、この夏も安定した環境をキープできました。しけたりカビが生えたりする心配もありません。

また、使いやすさを考慮し、大きな荷物も出し入れしやすいよう基礎の立ち上がり高さを通常の40cmから約60cmへと高めに設定しています。

専門家としてのこだわり:温湿度・熱損失の緻密なシミュレーション

実は、基礎の建ち上がりを高くすると外気に接する面積が増え、冬場に基礎が冷えて床下が寒くなったり、結露が発生したりするリスクが高まります。

そこで、パッシブハウスの専門家として緻密な熱計算とシミュレーションを行いました。

  1. ダブル断熱で熱の逃げをブロック当社の基礎断熱は、外側にEPS75mm+内側にネオマフォーム45mmのダブル断熱構造。外からの影響を最小限に抑えます。
  2. 表面温度と結露の危険度(fRsi)を計算熱橋シミュレーションソフト(WinIsoなど)を用い、一番冷える部分の表面温度や指標(fRsi)を計算し、結露が発生しない安全な設計であることを確認しています。
  3. 大工さんと考案した新しい納まり床板と土台・壁との接合部(取り合い)から熱が逃げないよう、現場の大工さんと知恵を絞り、外壁の外張り断熱と基礎断熱が連続する特別な納まりを考案しました。

まとめ:見た目だけではない「長持ち・省エネ・快適」な家づくり

一見するとシンプルな「床下に収納がついた美しい床」ですが、快適で安全に長持ちさせるためには、温熱環境の基礎知識と細やかな技術・ノウハウが不可欠です。

見た目だけを真似してしまうと、湿気で荷物が傷んだり、冬場に底冷えする「使えない床下収納」になってしまいます。

高橋建築では、伝統的なデザインの美しさと、最新の建築物理学に基づいた性能設計を組み合わせ、ご家族が永く快適に暮らせる住まいをご提案しています。

気になった方は、ぜひお気軽にお問い合わせください!
朝鮮貼り床下収納!!
建築コストが増えて床面積が減っていますね。
収納でお悩みの方の大きな解決策になるかもしれません。

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代表取締役 高橋 慎吾

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【現場レポ】台風の日でも驚くほど静か!完成見学会で体感できた「高性能住宅の防音性」

みなさん、こんにちは!高橋建築の代表・高橋です。

先日開催いたしました完成現場見学会ですが、あいにくの台風・大雨にもかかわらず、本当に多くの方にご来場いただきました!足を運んでくださった皆さま、本当にありがとうございました。

今回は過ごしやすい気候だったこともあり、「高断熱・高気密ならではの快適な室温」を大きく体感していただくのは少し難しかったのですが……(そこは少し残念!)。

代わりに、来場された皆さまが口をそろえて驚かれていたある大きな魅力がありました。

それが「家の中の圧倒的な静けさ」です。

静かなリビング 景色は加工してあります。

台風の雨音も、車の走行音も聞こえない!?

見学会当日は外で激しい雨が降り続いていました。しかし、一歩家の中に入ると……雨音がほとんど聞こえないのです。目の前を車が通り過ぎても、室内にいると全く気がつかないほど!

「えっ、外って今そんなに降ってますか?」と、皆さん不思議そうに窓の外を眺められていました。

実は、この「心が落ち着く静かな空間」をつくっているのには、建築科学に裏付けられた明確な理由があります。大きな理由は次の3点です。

  1. 壁の優れた遮音構造
  2. トリプルガラス(3枚ガラス)の遮音効果
  3. 超高気密(C値 0.1)による音漏れの遮断

それぞれの仕組みを、専門家の視点から少し分かりやすく解説しますね。

1. 重さや素材の違う壁を重ねて「音」を徹底ブロック!

今回の住宅では、外壁にパワーボード(軽量気泡コンクリート)を採用しています。金属系の外壁材(ガルバリウム鋼板など)に比べて音を遮る性能が非常に高く、外からの騒音はもちろん、室内の子ども達の大騒ぎや音楽の音漏れもしっかり防いでくれます。

さらに、壁の内部にもこだわりが詰まっています。

このように、「比重(重さや密度)の異なる材料」を何層も組み合わせることで、低い音から高い音まで、さまざまな種類の音の波をカットできるのです。

特に今回使用した充填断熱材の「ウッドファイバー」は、一般的な木造住宅に使われる繊維系断熱材の中でも密度(比重)が高いため、音を遮る力がずば抜けています!

2. 窓には「厚みの違う」トリプルガラスを採用

窓は家の中で最も音が侵入しやすい場所です。そのため、今回はトリプルガラス(3枚ガラス)を採用しています。

一般的な2枚組みのペアガラスよりも遮音性能が高いのはもちろんですが、大きな掃き出し窓には「4mm厚と3mm厚の異なるガラス」を組み合わせて配置しました。

ガラスの厚みを変えることで、音の共鳴(同じ厚みだと特定の音が通り抜けてしまう現象)を防ぐ効果があり、より音が伝わりにくくなっています。(割れにくく耐久性が増すメリットもあります!)

3. 気密性の高さ=防音性の高さ!「C値 0.1」の秘密

建物の「隙間の少なさ」を表す指標をC値(相当隙間面積)と呼びますが、今回の住宅も「C値=0.1cm²/m²」という極めて高い気密性能を測定・実証しています。

「空気の漏れ」は、そのまま「音の漏れ」につながります。どんなに分厚い壁や高級な窓を使っても、家に小さな隙間がたくさん開いていたら、そこから音はどんどん出入りしてしまうのです。

つまり、家全体の隙間を徹底的に塞ぐ高気密施工は、省エネ・快適性だけでなく「防音性」にとっても不可欠な要素なのです。

最後に:基本性能の高さが「豊かな暮らし」をつくる

高橋建築では、見た目のデザインだけでなく、「住む人の健康」や「本当の住み心地」を支える基本性能を何より大切にしています。

静かで快適、夏は涼しく冬は暖かい――。 そんな圧倒的な基本性能を備えた住まいに、お気に入りの家具や小物を添えて、ご家族でゆとりある時間を楽しみながら過ごしていただきたい。それが私たちの想いです。

次回の見学会や構造勉強会などのイベント情報も随時発信していきますので、ぜひ楽しみにお待ちください!

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高橋建築株式会社 代表取締役 高橋 慎吾 (一級建築士 / PHI公認パッシブハウスデザイナー / PHIUS公認パッシブハウスコンサルタント)

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