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髙橋建築

何のために家を作るのか?誰のために家を作るのか?

日記・想い

家を作る目的は何でしょうか?

大昔なら 雨風をしのぐため
オオカミや熊などから身を守るため
等だったでしょう。

今は 暑さ寒さをしのぐため
衣類や家財を収納するため
等の物理的要素に加え
家族が仲良く、楽しく,安心に暮らすためという要素も強いと思います。

家族が健康に 楽しく仲良く暮らせる家を作りたいですね。

最近打ち合わせした人に見積もりを出しました。
その方は ○○共済や○○ハウス○○工務店など検討していたようです。
お友達から当社のことを聞いて当社の見学会に来てくださり興味を持っていただきました。

当社と他社の違いは 比較できないほどの圧倒的な性能差です。

夜、時間があったので温熱性能を比較してみました。

上段は当社 下段は○○○済さんです。安く作ると言われていますが、最終的にはまあまあの金額になることが解っています。

下段の家の性能はというと現在の埼玉の性能をギリギリ満たす性能です。省エネ基準ギリギリです。秩父の気温で作って欲しいですね。昔より高断熱であるのは確かなので高断熱といって営業していても問題にはならないとは思いますが、当社の15年以上くらい前の性能です。
今回は趣旨が違うので性能の比較はこのくらいに。

光熱費の比較です。

これは 光熱費の比較です。
当社の建物が上段です。下段は○○共○さんです。

冬は全室20度を維持し夏は27度を維持すると仮定してテレビや冷蔵庫 お風呂など 平均的な家庭の光熱費をシミュレーションしてみました。

当社の建物はひと月あたり9145円 もう一方の建物は31100円です。
およそ22000円の差が出ます。
実際に生活するとここまで差が付かないと思います。
なぜかというと全室20度に暖房なんて言う仮定に無理があるからです。
普通の家は 人がいるところだけ何とか20度にするレベルで廊下やトイレ、脱衣室などは10度ちょっとくらいまで下がった状態で生活するでしょうから。
もちろんパッシブハウスレベルの住宅でもあまり暖房しないで住む人もいらっしゃいます。そういうご家庭では40坪もあるような住宅なのに全ての光熱費でひと月5000円以下なんてご家庭もたくさんあります。
しょぼい下段のお家では室温を20度にしても壁や床の温度が、高くならないので住み心地も悪く、もう少し高い温度にしないと暖かさが感じられないかもしれませんね。そうするともっともっと光熱費がかかります。

比較する条件で差が違いますし、そもそも比較ができるレベル以上の違いがあります。住み心地が全く違いますから。
でもあえて比較すると22000円もひと月の光熱費が違うと言うことです。

当社のような住み心地の良い家を実現するのに断熱やサッシの差額は200万円くらいだと思います。実際には150万くらいで納めるようにしています。
光熱費の違いは22000円 1年で264000円ですね
10年で264万円です。
10年しかすまないと考えても当社の方が安くなります。これにはびっくりですね。

さらに,住み心地が全く違います。
200万円を払って 家族のために住み心地の良い家を手に入れることができるのです。

快適な住み心地は家族の健康を守ります。医療費もへります。この辺のデーターはたくさんあり証明されていますね。
暖かい家は,家族が活動的になります。どのお部屋にいってもどの場所に行っても暖かいのですから。お手伝いも進んでやってもらえるかもしれませんね。
寒さ、暑さに耐えることも無くストレスも減ることでしょう。いらいらも減り笑い声がたくさん聞けるかもしれません。
万が一の大災害の時も安心です。電気等のエネルギーがとまっても極端に寒くなることは無いお家なので、生命を守ることができます。

一方性能の悪い家はどうでしょう。
光熱費をたくさん使えばまあまあ暖かくなりますが住み心地が良いレベルまで行くとは思えません。
このようなレベルの家でたくさん暖房すると結露の問題なども起こる可能性が高くなります。
万が一その様な住環境になったらカビやダニがたくさん発生し健康被害が起こるかもしれませんね。
レベルの低い家でがんがん暖房するのは危険です。
さらにお金で言うと 264万円を光熱費として電気屋さんやガス屋さんに払うのです。
お金を家族のためでは無くて 電気屋さんやガス屋さんのために使うのと同じ感じがしませんか?

もったいないです。

同じお金を使うなら 是非家族のために家の性能を上げるのに使ってください。
家族の幸せのために使いましょう。

今回は10年でシミュレーションし この比較だと10年いないに元が取れそうだと解りました。 もしかすると使い方によっては20年かかるかもしれませんね。
ですが、その間家族に喜んでもらえるのです。 価値はお金だけではありません。

さらに 家は10年で壊れるわけではありません。スマホや自動車とは違います。

買い換えることができません。
その先もずっとずっと使い続けていくのです。

当社では長期優良住宅を標準としています。
100年200年長持ちする家を目指して作っています。
子供たちの世代も 孫の世代も住み続けられる住宅を目指しているのです。

ですから今どんな家を作っておけるのかがとても重要なのです。

当社の住宅は、他では無いほどの性能です。それはお客さまのために 10年20年先に標準になるであろう家を作っているからです。

子供たち、家族のために 将来を見据えた家を作りましょう。

Posted by 髙橋 慎吾