ブログ

家づくりの一般解 最適解

私たちは仲間とともに切磋琢磨し、高性能住宅を作っています。

仲間と合うと,いつも高いレベルの住宅造りの話。(今はZOOMですが)
断熱技術に限らず、耐震性能や、耐久性能。
デザインや、住み方まで。

そのおかげで、とても高いレベルの知識が身についてきました。

当社には、工務店や設計事務所ばかりではなく、ハウスメーカーやたくさん作っているビルダー、大学の学者さんも見学に訪れるます。もちろん私も仲間の最先端技術を学びに建物を訪問させていただきます。

ある意味、我々の仲間は本当に尖った、最先端の技術集団です。本当に素晴らしい仲間です。
そしてそのやり方などの違いから、少々ではありますが,派閥のようなものも存在はします。
高断熱の取り組みであるならば、パッシブハウスジャパンや新住協等が双璧を担っているのかもしれませんが、やり方考え方の違いから、敵対心を持つような方もいらっしゃるのは確かです。
この断熱材はダメだとか、このやり方は考えが浅いとか非難する人もいるようです。

東京大学の前(まえ)先生がFACEBOOKでそのことについて最先端を走っている工務店に警告してくださいました。

要約すると
実務家の方が自分のやり方を研鑽し、その「特異解」に自信を持ち、堂々と発信することは素晴らしいこと。
あくまで、「○○を重視した場合の特異解」です。すべての与条件を完璧に満たしている一般解などというものがあるのであれば、住宅設計などという職務はとっくに消滅しているはず
最悪の展開は、ピンの人たちが、細かい仕様の違いでセクト争いを繰り返し、共倒れしていく展開。内輪で先鋭化し、個々のグループが独善化し細分化され、暴走して社会から飛び出す。
ピンの人たちがセクト争いに明け暮れて自滅する。
様々な挑戦の芽を叩いて潰して面白がる風潮はだめ
ピンの人たちが小差を乗り越えて連携して流れをつくり、家造りの主流になれるのか。
本当にやりたいことは、自己表現なのか、社会を良くすることなのか。問われている

前先生の言葉を聞いて、本当にそう思いました。
私は、お施主さんが家族仲良く、末永く気持ちよく住んでいただきたいと思っています。
ですから、間取りもデザインもお施主さんの意見を尊重しながらプロといての意見を付け加えながら設計しています。お施主さんの大切なお金を無駄にしないよう、過度な断熱や設備とならないように工夫したり、長期間性能が落ちない仕様、メンテナンスが少なくてすむ様々な取り組みをしています。
たぐいまれな高性能住宅を作りつつも ある意味、前先生のおっしゃる特殊解ではなく最適解となる一般解を求めています。
一般解の一部ですが、そのお施主様にとっての最適解。

良いことは取り入れ、あまり特殊なことはしていません。ここまで高性能住宅を作りながらも、こなれた技術をうまく組み合わせてますし、安全性も確保するよう努力しています。
特殊な設備に頼ると後で大変なことになります。
特殊な方法で作ると、思いがけない失敗が潜んでいて大変な被害が出てしまうかもしれません。
当社のように地元で長く仕事をしている工務店は、逃げ隠れできませんから、今後の自分の足を引っ張るような賭には出ません。出れないのです。

それでも、高橋建築はやり過ぎと思う方もいらっしゃるかもしれません。
それは当社が、20年後のスタンダードな家づくり。20年後の一般解を目指しているからです。
お施主様の負担をできるだけ抑えながらも、たぐいまれなレベルの高性能住宅にしています。
今だけではなく将来を考えると、このレベルが必要と考えてのことです。

自己実現ではなく、社会を良くしていくお手伝いをしたいと考えています。
それを実現するための仕様が今の高橋建築のスタンダードな仕様なのです。

話は戻りますが、私は勉強が好きです。より良くしていくことが大好きです。
ですから 現在はパッシブハウスジャパンの理事という立場に有りながら,新住協でも学ばせていただいていますし、PHIJP、HEAT20の会員でもあります。JBN環境委員会でも運営に携わっています。
「スパイじゃないか」とクラブヴォーヴァンはクビになりました。(笑)
私は,様々な団体がそれぞれの考えがあってかまわないと思ってますし、それぞれの良いところを学び合えば良いと思っています。
パッシブハウスジャパンは代表理事の森みわさんが私と同じような考えをお持ちなので、とても開かれています。
素晴らしい団体です。
断熱の仕方、材質などもこだわりがなく,良い使い方ができれば何でも良いと言うスタンス。
学びたいものが来れば包み隠さず,技術を公開するスタンス。
工務店のライバルとなっている、あの,高断熱住宅メーカー、さらにあのメーカーにも実は協力してたりして。(笑)

我々の仲間と一緒に切磋琢磨しながら、尖った技術を追求し、それを一般解となるよう落とし込んでいく。それを今後も続けていけたらと思っています。
その一般解をふまえながら、お客様の最適解となる家づくりを目指したいと思っています。