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髙橋建築

エコキュートの能力差ご存じですか?

建築費・光熱費,設備・空調

エコキュートにもたくさんの種類があります。

どれも同じではないのです。

能力の差があります。

お湯を沸かす効率が全く違うのです。

よく確認して購入しないととても損をしてしまいます。

20年くらい前にエコキュートを最初に発売したコロナさんのカタログで見てみましょう。

JISで定められている年間給湯保温効率というのがあります。
これは、お湯を沸かす時の効率と冷めにくさの効率を合わせて評価しているものです。
エコキュートのお湯はヒートポンプという仕組みを使って電気で作っています。エアコンの暖房と同じような感じです。電気でお湯を作る効率がまず違います。
そして、できたお湯をタンクにためて使うときまで冷めないように保温しておくのです。たくさんきちんと断熱してある方が冷めないですね。

主にはこの二つの要素でエコキュートの性能が決まります。先ほどのカタログを見ていただくとわかるように 普通のもので3.3。良いもので4.0です。なんと1.21倍も性能が違うのです。
自動車で言うと燃費33km/lと40km/lの違いでしょうか?(笑)全く違いますね。10年以上使うものですからランニングコストに大きく差が出ますね。

多くのハウスメーカーや工務店、設計事務所がつけているものは、この性能が少し劣る方です。
お客様は気がつかないので、良くない商品を使ってしまうのです。
本当にお客さんのために良い家を作ろうとしているのか?そうでないのか?こんなところを調べるだけでも見えてきますね。住宅会社の姿勢が見えてきますね。

モデルハウスではなく実際に建てられている住宅のエコキュートの品番を調べてみてください。怖くなりますよ。
エコキュートが調べやすい、わかりやすい例なので是非比べてみてください。
これがたいしたことない場合は、ほかの部材もそのような傾向があると思って良いのではないでしょうか?

Posted by 髙橋 慎吾